私は子どもの頃、動物が大好きだったことから獣医になりたいと思っていました。しかし、親戚の反対にあってあえなく挫折、動物ではなく、人を治す医師をめざすことになります。

そんな消極的な理由で医学部に入ったので、将来どの診療科に進むのか、当時はまったくの未知数でした。しかし、大学5年生の頃に病院の実習でいろいろな診療科を見てまわっていたとき、小児科で重い病気とたたかっている子どもたちの姿を目の当たりにすることになります。それを見て、「自分の進むべき道はこれだ！」と確信したのです。

その後さまざまな病院で臨床経験を積み、ご縁があってこの地で開業しました。大きな病院にも勤務していたことから、ある程度の病気であれば自分で診られる自信があります。

しかし、重症のため当院での治療が難しいと判断した場合には、その疾患に詳しい医師がいる大学病院や基幹病院をご紹介いたしますので、どうぞご安心ください。

院長 御宿 百合子(みしく ゆりこ)